Answer
S58年(1983)年は、石綿のない岩綿(ロックウール)吹き付けと、石綿含有の岩綿吹き付け共に使用されている時期です。マンションの場合は管理組合に図面があり、内部仕上げ表や矩形図(かなばかりず)で、使用している材質や成分が判明すると思います。この事は住民全員の問題ですから、必ずご確認ください。まずそれをご確認頂いて、資料を元に再度電話でご相談くださると幸いです。
書籍「アスベスト危険度診断」(アスベストセンター編 朝日新聞社)
Questions and Answers to Risks about Asbestos
Question
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S58年(1983)年は、石綿のない岩綿(ロックウール)吹き付けと、石綿含有の岩綿吹き付け共に使用されている時期です。マンションの場合は管理組合に図面があり、内部仕上げ表や矩形図(かなばかりず)で、使用している材質や成分が判明すると思います。この事は住民全員の問題ですから、必ずご確認ください。まずそれをご確認頂いて、資料を元に再度電話でご相談くださると幸いです。
書籍「アスベスト危険度診断」(アスベストセンター編 朝日新聞社)
Question
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1990年の吹き付けで、石綿含有は現在までは経験が少ないとされていますが、一部で報告例もあります。法的には禁止ではないので、例外が絶対ないとはいえません。検査をする会社なら要請するもの一案でしょう。(2005年の回答)
Question
Answer
行政でこの規模の使用を把握する動きはないのが問題です。国土交通省は1000m2以上の建物限定で私達も全部の建物とするよう申し入れています。(2005年の回答です)
http://www.asbestos-center.jp/symposium20050828/morning/index.html
Question
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アスベストの使用は昨年禁止にはなっていますが既に使われているものについては、禁止の対象になっていません。したがって、建物の所有者は管理する必要がありますが、吹き付けアスベストが使用されていることが直ちに違法な状態とはいえません。しかし、吹き付け材が劣化しアスベスト粉じんが発生しているような状態は危険ですので除去することをお勧めします。(2005年段階の回答)
Question
Answer
建物の設計図面があれば、その図面の「内部仕上表」「矩計り(かなばかり)図」を見てください。天井や壁など、吹き付け材がある部分の建材名が明記されています。その建材名から、アスベストかどうか、アスベスト含有かどうかが判ります。この方法で確認できない場合、吹き付け材のサンプルを採取し、分析機関で分析します。分析機関にサンプルを送り廉価に分析を依頼することはできますので、ご検討下さい。天井の吹き付けアスベストの劣化状態によってはアスベスト粉じんに毎日さらされているようなことも考えられます。このような場合、人体に影響があると考えられます。
書籍「アスベスト危険度診断」(アスベストセンター編 朝日新聞社)
Question
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写真を拝見しました。見た目には、ロックウール(岩綿)の吹き付け材をこて押さえしたもののように見えます。年代や製品によっては、アスベストが含まれている場合があります。表面が劣化していなければ日常の生活でアスベスト粉じんがそれほど発生しているようには見えませんが、アスベスト含有の物かどうかを確かめた方がよいと思います。県に、アスベストに詳しい団体で疑わしいと言われたと言って、調査をさせたほうがよいと思います
Question
Answer
県営住宅の担当者に、まず石綿含有の分析を、きちんと行ってもらう事です。石綿含有の際は、再度電話でご相談下さい。
Question
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①アスベスト吹き付けであるのは、図面や分析から確かでしょうか?
②吹き付け材の床への落下は時々あるのでしょううか?
③複数の写真をお撮りになり、お送り頂く事は可能でしょうか?
以上、石綿吹き付けがあり、徐々に劣化している場合は心配ですが、その状態かどうかが、写真等がないとわかりません。よろしくお願い致します。
Question
Answer
当該自治体の情報公開室に行き、母校の中学校の図面を請求すると、30分ほどで図面が閲覧できます。内部仕上げ表、矩計図(かなばかりず)でご心配の部分を見て、必要なら複写して下さい。その上で、アスベストかどうかによりご相談ください。
Question
Answer
吹き付け石綿は、1990年以降は使用されてはいないと思います。2004年に造られた建築ですから、100%岩綿(ロックウール)吹き付けです。正式に会社の方に、商品名や成分表を見れば、石綿が0%だと確認出来ると思います。
書籍「アスベスト危険度診断」(アスベストセンター編 朝日新聞社)