Question

アスベスト作業してから約3ヶ月位経ちますが、未だに息を吸うと右側の気管支の奥(右肺)にツンとした感じ(異物が引っ掛っている感じ)があります。これもアスベストと何か関連があるのでしょうか?またアスベスト曝露になると自覚症状はどの様な感じになるのでしょうか?

Answer

症状は恐らく吸入された粉じんのためか、その他の原因の気管支炎によるもので、吸入して3ヶ月後でアスベストによる影響はないと考えます。

Question

父は肺気腫と診断され、酸素を吸いながらの生活をしております。今ではかなり悪くなり、片時も手放すことが出来なくなっております。父もアスベストが使われ始めた頃、建設業をしており施工の際にアスベストを使っておりました。仕事場で子供ながらにアスベストを触った事があることも薄々記憶にあります。家の倉庫にも今だにしまわれています。そのアスベストを販売した工務店の方から、検査をしたほうが良いと勧められ、市民病院で検査をしてもらいましたが、レントゲン検査の結果、その影響は考えられないと診断されました。私のいとこが県庁に勤めており、痰の検査もしたほうが良いといっているのですが、如何なものなのでしょうか?

Answer

肺気腫の診断が間違いないのであれば、アスベストとは無縁でしょう。但し、石綿によるじん肺=石綿肺を、肺気腫と診断するケースも時々あるのが実情です。お住まいの都道府県をお教えいただければ、信頼のできる医療機関をご紹介致します。アスベストセンターのオンライン相談をご利用ください。

Question

50代の夫に関する相談です。新築ビルに吹き付け石綿を取り付ける建設のエレベーター工事(アスベスト含有)をしています。じん肺気味です。近郊で詳しい医師がいらっしゃれば紹介してください。

Answer

医師の紹介は可能ですが、詳しい医師が少ない地域もあります。まずは、アスベストセンターのオンライン相談からご相談ください。

Question

断熱材を建築、塗装で長年使ってきました。アスベストによるじん肺と言われています。レントゲン写真で異常があり、鼻水や痰も出ます。3年間仕事をしていません。今後、どうしたらよいでしょうか?

Answer

じん肺の管理区分の申請や労災としての手続きができる場合があります。アスベストに関連疾患に詳しい病院をまず受診し、その後程度に応じた手続きをすることを勧めます。

Question

咳と痰がひどく出て困っています。ビル工事に20~30年従事しました。吹き付け石綿の横で足場を作ったり掃除をしました。治らないし苦しんで毎日生活しています。アパートに住んでいますが、家主さんが心配しています。退職して3年ですが、色々な所に相談しましたが様々な手続きは無理といわれました。

Answer

じん肺の管理区分の申請や労災としての手続きができる場合があります。アスベストに関連疾患に詳しい病院をまず受診し、その後程度に応じた手続きをすることを勧めます。

Question

現在の会社にて30年前には5年間ほどアスベストを使って作業をしていました。また15年前から5年間ほど天井の吹き付けアスベストが時々剥がれ落ちる職場にいました。被害のニュースを聞いて心配になり検診をうけたいのですが、アスベスト関連の中皮腫・じん肺を検査する項目があれば教えていただけないでしょうか?

Answer

曝露に関する詳しい問診、胸部レントゲン写真、診察、必要に応じて呼吸機能検査や胸部CT写真、かく痰の検査が実施されます。石綿に詳しい医師がいる医療機関で年に2回程度の健診が今後必要と思います。

Categories G)-3健診

2009年段階の内容です。

Question

アスベスト取り扱いの業務に30年間携わってきて退職しました。呼吸器の調子が悪く50歳頃退職しました。どのような医療機関で診断してもらったらよいでしょうか?現在は普段の生活に支障はありませんが風邪を引きやすいくらいです。私と一緒に仕事していた先輩は3年前ぐらいに肺ガンで亡くなりました。

Answer

A病院のB先生が、石綿関連疾患に大変お詳しい先生です。外来の予約をお取りなさり受診され、アドバイスをうけてもらってください。

Categories G)-3健診

2009年段階の内容です。

Question

定年退職しました。ここ数年喉に痰が引っかかる様になり胸も痛みが有る様な気がします。昭和50年頃アスベストを使用した仕事に携わっておりアスベストの粉じんも吸っていると思います。中皮腫にかかっているかどうか検査を受けたいのですが、①どの病院へ行けばいいのでしょうか。②検査内容及び検査方法及び費用を分かれば教えて下さい。

Answer

石綿関連疾患に詳しい呼吸器内科医がいる所が良いと思います。胸部レントゲン写真と胸部CT写真を撮影し診察するのが第1回目は基本と思います。健診であれば1万5千円で、症状があり健康保険の3割自己負担の場合は、4500円程度だと思います。

Categories G)-3健診

2009年段階の内容です。

Question

アスベストについてご相談させていただきたくご連絡いたします。私の親は50歳代で約30年以上、内装業を自営で営んでおります。住宅の改装や解体などをおこなっているため、アスベストの害を被っている可能性が多々あります。被害にあっているかどうかを検査するには、どこでどのよう な検査を受ければよいのでしょうか。私の父だけでなく、従業員にも同様の検査を受けさせたいと思っております。

Answer

建築関連のお仕事をしてきた方ですから、じん肺法による健診を最低3年に1回、石綿則による健診を半年に1回施行する必要があります。石綿関連疾患が生じる時期になっていますから、健診の実施と共に、今後の安全衛生活動で粉じんの発じん防止、飛散防止、保護具体策、禁煙等が重要です。退職者には石綿健康管理手帳の交付も必要になります。

Categories G)-3健診

2009年段階の内容です。

Question

二十代の男です。八年前に半年間建設会社にアルバイトとして勤め半年のうちで二週間工事現場の解体作業や掃除、壁の取り壊しに回されました。扮じん舞うなかで作業し、マスクをつけたりつけなかったりで、相当量を吸ったかもしれません。何も聞かされなかったので定かではないのですが、もしアスベストが混ざっていたとしたら二週の短期作業でも悪性中皮腫や肺ガンなどにかかるリスクは高いのでしょうか?テレビでアスベスト特集を見て不安でいっぱいです。アスベストは潜伏期間が長いと聞いたのですが、八年経った今でも検査を受けてもあまり意味はないのでしょうか?

Answer

解体の現場もあったとの事ですから、アスベスト粉じんを吸ってしまった事は否定できないと思います。実際、アスベストの病気にかかっている方の大半は建設関係の仕事をされています。しかし、吸った全ての人が病気になるわけではありませんので、極端に恐れる必要はありません。ただし、毎年の健康診断にあたり、過去アスベストを吸ってしまった時期があることを医師に伝えておく事は大切です。それにより注意深く胸のレントゲンを見てくれるようになりますし、将来の異変の早期発見につながります。なお、CT写真はレントゲンよりも放射線量が多いので医師から勧められない限り撮らないようにしてください。

Categories G)-3健診

2009年段階の内容です。