Question

写真を整理しておりまして、学生時代に宿泊した宿が天井にかかって部屋で斜めの低く一部なっており、写真でみると石綿を含んだ建材のように見えます。2度計6日ほど滞在したと思います。その写真を見つけてから、アスベストを吸っていたらと思うと夜も寝ることができません。建材として使われていたから即危険ということはないのでしょうか?

Answer

吹き付け石綿であっても、6日の滞在のリスクは極めてわずかです。石綿含有のボード等の場合、リスクはほぼゼロに近いと思います。アスベスト建材があっても飛散しなければ、吸入しません。ご心配なく。

Question

日曜大工が趣味で25年ほど前、B社製のサイディング外壁材の張り付けの際、集塵袋付き電動カッターで切断作業をしました。断熱マットの作業は置くだけで切断していないと思います。作業時間は2時間ほど、2回くらいだと思います。B社製のサイディング外壁材の張り付けは集塵袋付き電動カッターでの切断作業は積算で110枚くらい、一枚に20秒くらいかかるとして計算すると、2200秒、40分弱くらいの計算になります。切断作業を含めた張り付け作業は本職ではないので、何日かかったかは定かでありません。集塵袋の中身を何回も取り出す作業もしました。B社に問い合わせたところ当時のサイディングには3%のアスベストが含まれているとの返事でした。

Answer

日曜大工のリスクの場合は、製品名、作業回数、1回の作業をご相談の様に覚えだしていただくことが肝心です。工具の種類や集塵機の有無等も重要な情報になります。 全ての石綿建材の全ての場合の濃度が判明している訳ではありませんが、同種の作業の濃度はある程度測定されていますので推定する事になります。今回は2時間+40分+何日という作業時間のようで、仮に7日と仮定します。建築の作業者が、8時間×200日/年×20年等で石綿関連疾患の発症が中等度職業性曝露とされている訳です。大まかな推計で申しわけありません、濃度が同等の場合として、職業曝露の方の7/4000日のリスクといえるでしょう。

Question

職場のPタイルという床材から9%の白石綿 (クリソタイル)が検出されました。昭和30年代に建てられた建物のためタイルが劣化して、割れたり磨耗によりタイルの粉じんが室内に舞って、タイルの粉じんが室内のあちこちに堆積しているのが見えます。吹き付けアスベストではない製品とのことで真剣に取り上げてもらえません。職場のアスベストのデータは、1.2本/リットルです。「Pタイルは飛散性の少ない建材」とございましたが、この粉じんを吸っていることが不安です。数日間マスクをしてみると、マスクに粉じんが付着しているのが肉眼で確認できます。

Answer

Pタイルは飛散性の少ない建材の一つです。①必要なのは掃除機のフィルターにどれだけ石綿が検出されるかの確認と思いました。こうした分析からPタイルの新しい問題点がわかるかもしれません。費用が6万円前後かかりますが、当方で分析は可能です。②初めての吸入から10年との事です。石綿関連疾患には潜伏期があり、通常初めての吸入から20年以降でないと良性病変の胸膜肥厚斑も検出できません。現在胸部レントゲン写真やCT写真を撮影しても検出ができない時期です。確認したいご心境なら、検査をしても良いかと思います。Pタイルの最大劣化時の測定は課題です。

Question

アスベスト含有建材を子供が壊してしまい、3×4cm位の穴が開いています。今後飛散するのではないかと心配です。

Answer

アスベスト含有建材の穴の周囲から、粉じんが少量発生することは考えられますが、健康に影響するほどの粉じん量になることはありません。気になるようでしたら、木工用の接着剤を穴の周囲の破断面に塗っておくとよいと思います。

Question

一つ不安な事があります。自宅横に隣接していた(自宅から1mもない距離)、木造でかなり古い2階建ての住宅が解体され、昨年新築一戸建てが2棟建ちました。住宅解体時にアスベストが飛散して、洗濯物に付着したり戸内へ入って来ていないか非常に心配です。新築一戸建ての建築時には網ネットのようなものを張っていましたが自宅ベランダや脇の駐車場に止めてある車に目視してはっきりわかる量の木屑等が飛散して付着していました。この時期の新築一戸建ての建築時にアスベストが飛散するような事はあるのでしょうか?乳幼児がいますので非常に不安です。

Answer

①解体は何日かかったのでしょうか?住宅は何年頃の建物だったのでしょうか? 内部にアスベスト建材が使用されていたのかがわかる資料はあるでしょうか?

②解体の方法は、手ばらし、バール破砕、ミンチ解体、どういう解体だったのか?覚えていますでしょうか?

③新築のお隣の家の外壁材や屋根材の成分で違うと思います。相談の限りではアスベストの飛散は大変少ないと思いますが、ゼロともいえない所です。

以上の質問にお答え頂いて更に検討させて下さい。

Question

私の住いの裏で2ヶ月前ほどから建直しをしている住宅があります。時を同じく原因不明の喉の炎症が起き、現在病院からアレルギー剤を処方されていますが一向に直らない状態が続いています。私は花粉症もあるので長引いていると思っていたのですが、現在花粉はほとんど飛散していないようです。アレルギー薬がほとんど効いていないので、アレルギー症状ではないのかもしれませんし、よほど強いアレルギーなのかもしれません。アスベストがアレルギー源となるようなことはあるのでしょうか? 中皮腫・じん肺といった病気以外に、わたしのような、すぐ出る症状としてアスベストの影響が考えられるのか、教えていただければと思います。

Answer

石綿は粉じんでもありますので一定の量を吸入されれば、吸入した日に最も症状が強い形で、咳や痰等の急性呼吸器疾患を起こす事があります。原理的には皆無ではないのかもしれませんが、アレルギー疾患の鼻炎や喘息等を起こす例の報告はないと思いますし、私も経験がありません。アレルギーなら、石綿以外の他の物質ではないでしょうか?

Question

去年の夏に、ビニールで隔離されていたアスベスト除去中の部屋内に入ってしまいました。その時の自分の服装は下はスーツ、上は半袖シャツでした。自分の体が心配です。

Answer

①入った時間は数分ですか? 1時間以上でしょうか?

②マスクはしていなかったのでししょうか?

③建築関連で間違えて入られたのか? 住民の方が、表示に気づかず入られたのでしょうか?

④除去作業中でしょうか? 準備中ですか? 何名が中で作業をしていたのでしょう?

⑤除去したアスベストの成分は、わかりますか?

ご連絡頂いた上で、ご返答させて頂きます。

Question

化学を専攻し研究室で研究していますが、アスベストを使用しています。アスベストの量はティッシュ箱1個分くらいで、あと数人同じような実験をしています。炉を300℃以上に熱するために炉の中にアスベストを割り箸で詰め、熱した後今度はアスベストを取り出してドライアーで冷ます作業を一日1回は繰り返しています。割り箸で取りきれなかったアスベストがドライヤーによって空気中にまい、私の周りに綿がパラパラ落ちている状態でとても心配しています。

Answer

皆さんの行っている作業の写真をお撮り頂き、相談でお送り頂けると、コメントがしやすいです。ご使用のアスベストのメーカーと、成分がわかれば教えて下さい。ドライヤーの使用は極めて危険です。早急におやめください。

Question

家には地下室があり天井はアスベストです。現在は出入りすることなく物置状態で老朽化が進み天井のアスベストが剥がれ落ちています。①小さいころ地下室に出入りしていただけで健康に問題がありますか? ②地下室に保管された食器類を使用しています。きれいに洗ったのですがアスベストは落ちないのでしょうか? ③地下室を専門業者にお願いするのが一番良いでしょうか?費用はどのくらいになるのか? どうしようかと思いますが放っておきたくありません。

Answer

①健康障害は、吸入(滞在)した時間と濃度により異なります。年数回1~2時間静かに地下室に滞在しただけならまず発症はしないでしょう。数年間毎日2時間滞在、そこで飛び跳ねたりしていれば、危険性は増すでしょう。問題は部屋に年何時間何をされていたかです。

②食器は念入りに良く洗えばまず大丈夫だと思います。また石綿を飲み込んで発症する事は、ありません。

③地下室の石綿は、専門業者による除去以外は危険です。費用は吹き付け面積で異なりますが、100万円程度はかかると思います。(2005年の回答です)

様々な建築アスベスト濃度

Question

小学の頃校舎にアスベストの吹き付けがありました。その中で階段の下側、当時の私の身長でも手が届く位置に吹き付けがはげかかっている場所があり、それを面白半分に手でいじってはがして遊んだことがあります。確か数回繰り返した記憶があります。仕事で始終吸引していたというわけではありませんが、この程度でも曝露したと見なされるのでしょうか?

Answer

数回の短期間の吸入ですから、濃度は一時的に高くても、まず発病の増加はゼロに近いと思いますのでご心配なく。