Question

夫の会社は天井に吹き付け石綿が使われ、社長も知っています。勤務20年弱で15年はアスベストの天井の下の倉庫管理をしていました。会社に入る前は病気が無かったのですが、最近咳と熱があり月に一回は高熱が出て病院にかかります。アスベスト被害の一人と悩んでおりますが、どこに行けば解るでしょうか?会社は対策を何もとらず、会社を辞めることも出来ず本当に悩んでいます。

Answer

 咳と熱は、石綿関連疾患でもおきますが、他の様々な病気でも起こりますから、現在の病院の医師に確認してみてください。石綿間連疾患にお詳しくない医師で、一度専門の医師の診察を希望されるなら紹介状を記載してもらいましょう。吹き付け石綿がある倉庫で、社長にも既に話しているのに対策をとってくれないようですから、心配でしょうがないと思います。専門医の診断を聞きもし石綿間連疾患であれば、労災等の手続きも必要になります。違う場合ですが、建物管理上石綿濃度の測定や対策について、詳しい専門家が同席できる、社長が十分わかることが本当は大事とも思います。こういう話をしただけでやめざるを得ない雰囲気になる会社もあるので、本当に悩みますね。

Question

今から10年以上前事務職をしていた時、エアコンの吹き出口から黒いススが落ちてきて、上司が機械室をのぞくと吹き付けアスベストがボロボロになっていて、それを空調機が吸っていいたとのことです。上司は「間違いなく私たちもアスベストを吸っていた」と言っています。その後すぐアスベストは除去されましたが、どれ位吸い込んでいたかは不明です。期間は1年半くらいだと思います。

Answer

1990年代のビルの話で、冷暖房がビル全体で集中管理している場合のようです。このビルが何年に建設されたビルなのか? 機械室に吹き付けられていたのは石綿なのか? 石綿入りの岩綿(ロックウール)なのか、100%岩綿なのか? を先ず確認する必要があります。ビルの管理会社か所有者に当時の図面の複写を請求されると良いかと思います。信頼できる会社の方に相談しながら、着実にすすめる必要もあるので、また御相談ください。

書籍「アスベスト危険度診断」(アスベストセンター編 朝日新聞社)

アスベストセンターHP   

Question

体育館の天井が、アスベスト吹き付けではないかと疑っています。7~10年使用で週1回使用です。床にホコリがたまっています。正体は何なのでしょうか?また、健診レントゲンは毎年実施していますが、主治医は「特に問題なし」といっていますが。

Answer

床のホコリがあるとの事で、アスベストならば分析は可能です。ご心配なら、分析等をご相談ください。

東京労働安全衛生センター  石綿分析

Question

学校の天井がボールをぶつけると崩れてきます。市は5%含有のヒル石(バーミキュライト)吹き付けらしいと答えていますが、詳細は不明です。今後調査するとは明言していません。

Answer

他の自治体の例を示して、安全性の勉強をしてもらうべく働きかけてみてはどうでしょうか?練馬区のホームページをご覧下さい。(2006年の回答)

Question

もともとは倉庫の店の売り場なのですが、バレーボール2面位の広さの天井から、手のひらほどの固まりのホコリが落ちてきています。天井にエアコンがあるのでホコリを散らしているはずです。社内で分析、対策を検討してはいます。

Answer

分析の結果と、濃度の結果等で対策が決まると思われます。またご相談ください。