Question

S55年頃、中古物件を購入し居住しておりますが、新築はS50年頃の一戸建て2階であります。同封の写真は玄関の真上の写真2枚です。屋根は石綿化粧スレートでその裏がこのような建材です。「石綿」かどうか見てください。

Answer

木毛板と言う建材です。詳しくは、書籍やHPをご参考ください。

図解 あなたのまわりのアスベスト危険度診断 中皮腫・じん肺・アスベストセンター編 P1-P95、朝日新聞、2005

http://www.asbestos-center.jp/asbestos/byphoto/index.html

Question

1970年代に建てた住宅ですが、間取り図等詳細が書かれていません。気になるのは和室2間ですが、黄土色のザラザラしたものがはがれてきて、現在は白っぽく粉をふいたようになっています。石綿(アスベスト)の可能性は、あるのでしょうか?

Answer

約30年前で、この頃の材料にはアスベストが入っていてもおかしくないです。ご質問の壁は京壁と言い、黄土色の壁も緑色の壁も在ります。京都地方で取れた泥の一種を壁に塗った物です。白っぽい粉は壁の下地に塗ったプラスターで、その上に京壁を塗ります。通常は石綿(アスベスト)はありません。しかし類似の製品で稀に「京壁風」で石綿含有の製品がありますので、心配でしたら分析することになります。ただその製品の場合でもこすったり削ったりしなれれば大丈夫と思います。

図解 あなたのまわりのアスベスト危険度診断 中皮腫・じん肺・アスベストセンター編 p1-P95、朝日新聞、2005

http://www.asbestos-center.jp/asbestos/byphoto/index.html

Question

中古住宅を購入しましたが、建築確認の書面にアスベストの表記があります。外壁に「石綿セメント板」、台所に「石綿不燃材4mm」。販売施工業者の住宅相談センターへ問い合わせたら、「有害なアスベストは使っていない」「石綿は使用しているがアスベストは使用していない」「吹き付けアスベストは使用していない」との回答でした。とにかく、顧客ではあるがこの件については質問して欲しくないという感じが伝わってきました。

Answer

木造の住宅だと、ガラス繊維の断熱材を使用している場合が多く、吹き付けアスベストはほとんど使用していません。アスベストと石綿は同じですから、販売業者の方は勉強不足のようです。2004年頃まで、アスベスト入りの外壁材や、台所の天井材に石綿が使われていました。石綿含有建材は屋根材以外は、加工しなければ飛散しないものが多いので、加工時の注意が重要ですが、あるからといって健康への影響は通常ありません。

Question

子供が幼稚園(保育園)に入園する予定ですが、校舎の内側にアスベストらしいものが使われています。不安なので手紙を送りましたが、判明するでしょうか?

Answer

公立ならば役所の図面でアスベストの有無を確認できますが、私立なので幼稚園(保育園)に問うのがもっとも確実です。今回のものは写真だけでは判定できません。

図解 あなたのまわりのアスベスト危険度診断 中皮腫・じん肺・アスベストセンター編 p1-P95、朝日新聞、2005