Question

①煙突内側面の保温材XXタックの除去が難しいケースで難しい点はどのようなものでしょうか? ②煙突保温材除去後に煙突利用を継続する場合、代替品の手立てをとる必要があるでしょうか? ③“②”で必要である場合、代替品として一般的に用いられるものとしてどのようなものがあるでしょうか?

Answer

①XXタックはコンクリート建物に使用されているケースが大半です。施工時は成型品〈ボード状〉になっており、廻りをコンクリートで固めます。除去する時はボード状で撤去出来ず、コンクリートを削りながらは無理で、煙突内部は狭く作業員が入れず今までコンクリートと一緒に解体していたと思われます。

②XXタックの代替品は、ノンアスの材料で作られている「ニューxxタック」と言う製品があります。

③アスベスト撤去は原則として、通常解体工事の前に作業することが最善と思われます。但し躯体部(内装内部)に使用されているアスベスト材を撤去する為には、内装材を撤去後の作業となります。

Question

日曜大工で台所の天井板を数枚外しました。裏側に「アスベストマーク」とあったので、作業を止めています。どうしたらよいでしょうか?

Answer

Aマークの事で石綿含有建材と思います。自分で作業する事を止めて専門業者に程度を見てもらい、施工を任せるべきです。床のほこりは掃除機を使うと部屋中に飛散させてしまうので止めて、少ない場合は濡れ雑巾等で丹念に拭き取ってください。

Question

A社の建売住宅を購入し、数年前に半分をB社でリフォームしました。清掃する方法を教えてください。

Answer

多少のリスクは発生したかも知れませんが、アスベスト建材があったかどうか確かめる必要があります。リフォーム会社や建売の会社に聞いてみてください。清掃については、特に除去業者に頼む必要はありません。ただし、毎日窓の換気を習慣にするようにしてください。

Question

保育園の床Pタイルが老朽化してしばしば交換しています。アスベスト含有建材の存在に危惧して校長などから自治体へ訴えていますが、予算などが絡んで遅々として進みません。職員だけでなく保護者と共に進めたいのですが、他の地域の経験を教えてください。

Answer

Pタイル交換時にはアスベスト対策は義務付けられています。職員の立場から労働環境を保全する意味でも、自治体にアスベスト対策を申し入れるべきです。保護者との連携については、その経緯をお知らせしながら、一緒に自治体と話し合いを進めることが必要です。他に地域の経験では、保護者が不審なアスベスト対策工事に気がついて自治体との交渉が始まることが多く、職員が板ばさみになり意見がなかなか主張できなくなってしまう事例が多いようです。

Question

改築予定の家の建材リスト、見積もりの図面を見ると、特に台所周辺にアスベストの文字があったため不安です。施工業者に代替製品を使用してもらうよう頼んでみます。

Answer

新規使用が規制される予定ですから、アスベスト製品でない代替品にされることをお勧めします。問題があれば再度お電話下さい。(2004年の回答)

Question

自宅でS40年代に車庫を作りましたが、アスベストらしい綿状のものが天井についていました。その車庫はS60年ごろに壊したのですが、その後に綿状のものが影響したのか、子供の体調が心配です。子供は咳があったり、肺に影があると言われ、駐車場の影響か気になります。祖母は肺ガンになっています。

Answer

お祖母さんの肺ガンは恐らく車庫のせいではないと思います。車庫については、石綿でないのに一生心配するのも問題ですから、石綿だったのかをまず確認できると良いと思います。一部残存している箇所があったり,昔施行した業者さんに尋ねて把握をされるところから始めてはどうでしょうか?

Question

町工場ですが、工事にきた水道屋さんから水道の修理で切断した天井の板は、アスベストを含有するフレキシブルボードですと指摘されました。切り口に塗料を塗ったほうがいいですか?

Answer

切断時は飛散したのは間違いありませんが、その後に穴からの飛散は希だと思います。何かテープで塞いでおかれれば良いかと思います。