Question

建築の仕事で、サイデイング板を工事で丸ノコ切断をしてきました。使用は10年前に1年程度です。今後どのような防じん対策をしたらよいでしょうか?

Answer

吸塵装置付きの丸鋸の使用、防塵の下置き板の使用、保護マスク等色々な対策があります。詳しくは、アスベストセンターの書籍を見てください。

実践!! 建設業のためのアスベスト対策? 被害者にも加害者にもならないために?」、中皮腫・じん肺・アスベストセンター編,p1-115、建通新聞社、2007.1

Question

職場の倉庫の画像を添付しましたが、柱上部はアスベストでしょうか? アスベストが騒がれるようになってからも放置され、他の従業員もわからない様子です。下で作業することもあり、心配になり相談しました。危険性はどの程度あるのか、簡単にご教示いただければ幸いです。

Answer

映像からは判断しにくいので、まずは分析する必要があります。分析結果でアスベストだとしたら、取り除く方が良いと思います。

Question

平成竣工の賃貸のマンションに住んでおり、ある日リビングの壁に直径15cmの穴を誤ってあけてしまったところ、白い紙粘土のような、石灰の固まりのようなものが、壁クロスの向こう側からポロポロと崩れ、でてきました。手で崩すと粉状になります。最近主人が喘息のような症状をだし、小さな子供もいるので、過剰かもしれませんがとても心配しております。マンションの管理会社に問い合わせても、自分でネットで調べて勉強しても、これがアスベストかどうか判断がつきません。

Answer

リビングの壁ですから、石綿を含有しない石膏ボードの場合が多いと思います。図面での確認ができない場合は、信頼のできる建築業者に依頼するか、どうしてもご心配なら2~3万円の費用でサンプルをとり分析する方法もあります。

図解 あなたのまわりのアスベスト危険度診断 中皮腫・じん肺・アスベストセンター編 P1-P95、朝日新聞、2005

http://www.asbestos-center.jp/asbestos/byphoto/index.html

Question

家の壁にアスベストらしき物体を見受けたため写真でご判断頂けたらと思い相談差し上げました。昭和40年頃に建築された木造住宅ですが、壁の石のボードみたいなものに、白い綿状の物質や、キラキラ光る物質が含まれておりました。、アスベストの飛散が気になるところです。建てた大工さんに聞いても、「分からない」との回答で、お助け頂ければ非常に嬉しく思います。

Answer

白い綿状の物質については、洋間であれば石膏ボードの上に左官屋さんが一度塗った上に仕上げの壁紙材で布製に仕上げた可能性があり、此が出た可能性があります。アスベスト入り建材は、燃えにくい部分に使用されていたので台所の天井に使用されている可能性がありますが、こすったりしなければ飛散することはないでしょう。マンションでは難燃材にしなければならない部分(台所)に石膏ボードの上に仕上げ材としてアスベスト入り壁紙材(1970~1987)頃まで張っていましたが、こすらなければ安心だと思います。

Question

築20数年の木造住宅に在住しているのですが、室内の壁の表面が金と 銀の紙のようなもので細かくちりばめられているのと合わせて、白く吹き付けられたようなものが壁の全体に付着していることに気が付き、これがアスベストなのではないか、と不安に駆られてた次第です。自宅の老朽化に伴い付着している白いものがはげてコンクリートの表面が見えてきている部分がございます。 一般的に一軒家の木造においてアスベストが使用されていた可能性の有無やそれが室内の壁の表面に使用されていた可能性につき、でご回答頂ければ幸いに存じます。

Answer

金や銀の紙の入った砂壁は通常は、石綿が含有されてはいません。屋根材や外壁材(サイデイング)、フレキシブルボード等が民家でも使用されている石綿含有建材です。詳しくは,当センターのHPを御覧下さい。

図解 あなたのまわりのアスベスト危険度診断 中皮腫・じん肺・アスベストセンター編 P1-P95、朝日新聞、2005

http://www.asbestos-center.jp/asbestos/byphoto/index.html

Question

我が家は築30年で子供部屋の天井に吸音板(白、穴あき)を使っています。今騒がれているアスベスト材でしょうか?その場合人体に影響はありますか? 子供はその部屋で大きくなり今は外へ出ています。

Answer

穴あき吸音板には、石綿含有と非含有があります。通常の状態では、飛散はありません。改築やリフォーム、解体の場合のみ心配です。

国土交通省・経済産業省 建材データベース

Question

学校の通路はアスベストを使用しているように思います。どのような手続きでどこに申請すればよいか、お分かりでしたら教えていただきたいのですが。よろしくお願い致します。添付ファイルで通路の屋根の裏の画像を送ります。

Answer

写真は、木毛セメント板だと思います。粉じんは通常飛散しない製品です。以前は石綿含有のものが一部ありましたが、最近のものは石綿は含有していません。

Question

建設建材においてのアスベスト含有製品についてのリストのようなものがもしありましたら、お送りいただけませんでしょうか。アスベストが使用されている建材リストのようなものを探していますが、なかなかそういったものにめぐり合うことができません。私達設計事務所では、実際まだ使用されている可能性は否めないと思っております。現在進行中のプロジェクトにおいてもそういった製品に対しての十分な監理をしていきたいと考えております。

Answer

国土交通省・経済産業省作成の建材データベースをご参照ください。

Question

S55年頃、中古物件を購入し居住しておりますが、新築はS50年頃の一戸建て2階であります。同封の写真は玄関の真上の写真2枚です。屋根は石綿化粧スレートでその裏がこのような建材です。「石綿」かどうか見てください。

Answer

木毛板と言う建材です。詳しくは、書籍やHPをご参考ください。

図解 あなたのまわりのアスベスト危険度診断 中皮腫・じん肺・アスベストセンター編 P1-P95、朝日新聞、2005

http://www.asbestos-center.jp/asbestos/byphoto/index.html

Question

1970年代に建てた住宅ですが、間取り図等詳細が書かれていません。気になるのは和室2間ですが、黄土色のザラザラしたものがはがれてきて、現在は白っぽく粉をふいたようになっています。石綿(アスベスト)の可能性は、あるのでしょうか?

Answer

約30年前で、この頃の材料にはアスベストが入っていてもおかしくないです。ご質問の壁は京壁と言い、黄土色の壁も緑色の壁も在ります。京都地方で取れた泥の一種を壁に塗った物です。白っぽい粉は壁の下地に塗ったプラスターで、その上に京壁を塗ります。通常は石綿(アスベスト)はありません。しかし類似の製品で稀に「京壁風」で石綿含有の製品がありますので、心配でしたら分析することになります。ただその製品の場合でもこすったり削ったりしなれれば大丈夫と思います。

図解 あなたのまわりのアスベスト危険度診断 中皮腫・じん肺・アスベストセンター編 p1-P95、朝日新聞、2005

http://www.asbestos-center.jp/asbestos/byphoto/index.html