Answer
石綿の吹き付け材を1日吸入されたとしますと、一般の方よりは大変わずかですが石綿関連疾患になりやすい可能性はあります。しかし、ある造船所で石綿作業を毎日8時間、20年続けた方でも10%程度の方のみ発症し、残りの90%前後の方は一生発症していません。それから比べると極めてわずかの(1日 VS (250日×20年)=5000日)時間ですから、今後の発症は大変少ないと考えてよいと思われ、「かなり危険」ではないと思います。しかし高濃度曝露が1日ですから、百万分の1前後のリスクはあると思いますので、今後健康診断等必要かもしれません。発症のリスクが高まった可能性がありますので、気になる点がありましたら、ご相談下さい。