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造船作業は、狭あい箇所で多くの職種が完成日前に混在して作業するのが特徴です。1950~1970年代に吹き付け石綿作業も多く、その近くで設計者も確認に立ち会われていたでしょう。石綿ボードや、火よけの石綿布の使用、掃除等の脇での中間検査等の立ち会いもあったのではないでしょうか。そうした機会で造船所の全職種が石綿曝露をしたと思われます。
厚生労働省石綿に関する健康管理等専門家会議マニュアル作成部会編.石綿ばく露歴把握のための手引-石綿ばく露歴調査票を使用するに当たって-;2006:1-153