Question

製鉄所で30年以上働きました。石綿製の防熱服や石綿手袋を使用した作業もあり、手袋同士をはたく事も毎日ありました。同僚で肺ガンになり労災申請している人もいます。職場健診では石綿肺なしと言われていますが、石綿肺に詳しい診療所では、わずかの変化があると言われました。今後はどうすれば、良いでしょうか?

Answer

中等度の石綿曝露を長年受けられたと思います。石綿関連疾患になりやすい方ですので、アスベスト疾患に詳しい医療機関を受診して健診を年2回定期的にうけてください。石綿健康管理手帳制度の対象になります。

厚生労働省石綿に関する健康管理等専門家会議マニュアル作成部会編.石綿ばく露歴把握のための手引-石綿ばく露歴調査票を使用するに当たって-;2006:1-153