Question

ガソリンスタンドに数年勤務、その後電気工事をしています。屋根裏に行き壁に穴を開けて腕を突っ込んだり、時に作業服がグラスウールだらけで、「屋根裏に入ったから」と言って、真っ白になって帰って来ることもありました。ガソリンスタンドは吹き付け石綿使用が多く、鉄筋コンクリート造の小さい小屋はアスベストでした。危険を知らずめくれた綿を落として、埃をたてて遊んだ事あります。 子どももおりアスベストに関係していると将来が恐ろしくなります。検査のできる病院、検査料金、上記なら検査は必要か不要か、個人商売(自営業)でもアスベストと判断された場合、被害者として認定はある可能性はあるか難しいか知りたいです。

Answer

石綿関連疾患は、平均して40年後に発症する疾患です。10年は発病はまずゼロですし、吸入後20年間は異常がでる事が少ないのが実情です。健診をされるにしても40才以降で十分です。吹き付け石綿で遊んだ時期のある相談者の場合も同様です。レントゲン写真による発ガンもあるので、40才以前の健診はお避け頂いた方が良いと思います。その時期に必要でしたら、ご相談ください。石綿の曝露がありえるので、労災保険の事業主(一人親方)の特別加入制度のご利用を勧めます。

厚生労働省石綿に関する健康管理等専門家会議マニュアル作成部会編.石綿ばく露歴把握のための手引-石綿ばく露歴調査票を使用するに当たって-;2006:1-153