Answer
石綿関連疾患は、平均して40年後に発症する疾患です。10年は発病はまずゼロですし、吸入後20年間は異常がでる事が少ないのが実情です。健診をされるにしても40才以降で十分です。吹き付け石綿で遊んだ時期のある相談者の場合も同様です。レントゲン写真による発ガンもあるので、40才以前の健診はお避け頂いた方が良いと思います。その時期に必要でしたら、ご相談ください。石綿の曝露がありえるので、労災保険の事業主(一人親方)の特別加入制度のご利用を勧めます。
厚生労働省石綿に関する健康管理等専門家会議マニュアル作成部会編.石綿ばく露歴把握のための手引-石綿ばく露歴調査票を使用するに当たって-;2006:1-153