Question

理科の教員が小腸のガンでなくなりました。年齢は確か30代大学時代から専攻は化学です。小腸のガンはまれでアスベスト(?)などの外的要因が疑われるというのをwebでみつけました。心当たりとして理科室などでは粉々になった石綿(理科の実験でガスバーナーなどで使用するもの)がたくさんありまた、現在は材質が変更されているのかもしれませんが、5,6年前の製品は、ざらにあり、中には10年物の製品も存在します。このような事がもし影響をあたえていたとしたら、教員のみならず、生徒への影響も 不安です。

Answer

石綿付き金網は、思いっきりこすり続けると飛散すると思いますが、通常の状態に使用では心配ないと思います。綿状の石綿を実験等で多用された場合は、問題の濃度になる場合があります。ご心配の場合、使用されている石綿の状態と頻度を、もう少し詳しくご説明下さい。小腸ガンも稀ですが、悪性腹膜中皮腫も稀な疾患です。御家族にお聞きになれるのなら、死亡診断書や病理報告書できちんと病名をご確認頂くか、御家族に当方への相談をお勧め下さい。