Question

最近の健康診断で肺の肥厚が見つかりました。理科の授業では、石綿金網の非燃性を紹介されて、沢山理科の実験で使いました。雲母は非燃性の物質として理解できますが、石綿は今になって思うとチクチクして嫌なモノでした。発病するには十分な期間であると思いますが、どうでしょうか?現在30代です。

Answer

「肺の肥厚」は、石綿以外の原因による胸膜炎の後遺症の「胸膜肥厚」ではないかと思います。石綿による胸膜の変化は、病変が斑(まだら)状になる、「胸膜肥厚斑」です。名前は近いのですが、「胸膜肥厚」と「胸膜肥厚斑」は、全く違う病気です。ご確認頂ければ幸いです。気になる場合は、レントゲンご持参で以下の医療機関に受診して下さい。