Question

町工場ですが、工事にきた水道屋さんから水道の修理で切断した天井の板は、アスベストを含有するフレキシブルボードですと指摘されました。切り口に塗料を塗ったほうがいいですか?

Answer

切断時は飛散したのは間違いありませんが、その後に穴からの飛散は希だと思います。何かテープで塞いでおかれれば良いかと思います。

Question

屋根修理工ですが、「屋根には化粧石綿板 地震に強い」と宣伝して、健康面で損をしました。20数年以前A建材の屋根を10年近く設置しました。屋根用のアスベスト製品を切断してきました。「コロニアル」瓦とも呼ばれるこうした石綿製品ですが、今後どう対処したらいいでしょうか?

Answer

アスベストの屋根材を使用した方には、石綿関連疾患が生じて、労災補償の対象となっています。屋根の作業を十年以上されていますので、中等度の石綿曝露があったと思います。年2回程度の石綿健診を今後お受けになる事、石綿屋根材の作業には吸塵装置やマスクの保護具を使用し、廃棄物はメーカーと相談する事をお薦めします。

実践!! 建設業のためのアスベスト対策?被害者にも加害者にもならないために?」、中皮腫・じん肺・アスベストセンター編,p1-115、建通新聞社、2007.1

Question

建築の仕事で、サイデイング板を工事で丸ノコ切断をしてきました。使用は10年前に1年程度です。今後どのような防じん対策をしたらよいでしょうか?

Answer

吸塵装置付きの丸鋸の使用、防塵の下置き板の使用、保護マスク等色々な対策があります。詳しくは、アスベストセンターの書籍を見てください。

実践!! 建設業のためのアスベスト対策? 被害者にも加害者にもならないために?」、中皮腫・じん肺・アスベストセンター編,p1-115、建通新聞社、2007.1