Question

地震の際には、被災地の大気で石綿濃度が上昇するとされていますが、どの位でしょうか?

Answer

大気中には、1繊維/L~数繊維(f)/Lの場合が多いようです。環境省資料(第2回委員会に提出されたもの)を参照してください。被災地で数100繊維(f)/Lの報告もありますが、それは地震後1~2ヶ月たって吹き付け石綿の対策を全くとらずに解体を実施した解体場所の測定結果です。応急危険度判定を行う地震後数日から2週時には、建物解体作業が行われる時期ではありませんので、大気中は、1繊維/L~数繊維(f)/Lの場合が多いようです。

中皮腫・じん肺・アスベストセンター 地震

Categories C)-3地震

2009年段階の内容です。