Question

二十代の男です。八年前に半年間建設会社にアルバイトとして勤め半年のうちで二週間工事現場の解体作業や掃除、壁の取り壊しに回されました。扮じん舞うなかで作業し、マスクをつけたりつけなかったりで、相当量を吸ったかもしれません。何も聞かされなかったので定かではないのですが、もしアスベストが混ざっていたとしたら二週の短期作業でも悪性中皮腫や肺ガンなどにかかるリスクは高いのでしょうか?テレビでアスベスト特集を見て不安でいっぱいです。アスベストは潜伏期間が長いと聞いたのですが、八年経った今でも検査を受けてもあまり意味はないのでしょうか?

Answer

解体の現場もあったとの事ですから、アスベスト粉じんを吸ってしまった事は否定できないと思います。実際、アスベストの病気にかかっている方の大半は建設関係の仕事をされています。しかし、吸った全ての人が病気になるわけではありませんので、極端に恐れる必要はありません。ただし、毎年の健康診断にあたり、過去アスベストを吸ってしまった時期があることを医師に伝えておく事は大切です。それにより注意深く胸のレントゲンを見てくれるようになりますし、将来の異変の早期発見につながります。なお、CT写真はレントゲンよりも放射線量が多いので医師から勧められない限り撮らないようにしてください。

Categories G)-3健診

2009年段階の内容です。