Question

私は30代前半ですが、周りの年齢の近い方々とよく話題になるのは、石綿と小学生の理科の実験のことです。理科の実験の下に、アルコールランプを使う際、セットでよく使わされたのは石綿でした。その石綿からの被害はないのでしょうか? 発ガンの確率が低いとしても、発ガン性のあるものを素手で直に触り、もちろん防塵マスクなど着けず、顔を近づけて実験をしていたことを思い出すと、かなりの不安を覚えます。もし発ガンの確率があるならどの程度なのでしょうか?

Answer

①石綿つき金網の事を言われているのだと思います。現在は石綿非含有の金網が多いのですが、当時は石綿含有だったと思います。石綿付き金網の使用時の石綿濃度の報告がないようですので、正確な回答はできないのが現状です。

②ただ類似の石綿布等の製品も、通常は石綿は飛散しません。金網をこすり合わせる、破るという様な行為をされた場合にのみ飛散すると予想されます。実験でランプの上に載せて、通常の使用をした方は、ほぼ吸入していないと思います。それ以外の事をされた場合は、再度ご相談ください。