Question

日曜大工が趣味で25年ほど前、B社製のサイディング外壁材の張り付けの際、集塵袋付き電動カッターで切断作業をしました。断熱マットの作業は置くだけで切断していないと思います。作業時間は2時間ほど、2回くらいだと思います。B社製のサイディング外壁材の張り付けは集塵袋付き電動カッターでの切断作業は積算で110枚くらい、一枚に20秒くらいかかるとして計算すると、2200秒、40分弱くらいの計算になります。切断作業を含めた張り付け作業は本職ではないので、何日かかったかは定かでありません。集塵袋の中身を何回も取り出す作業もしました。B社に問い合わせたところ当時のサイディングには3%のアスベストが含まれているとの返事でした。

Answer

日曜大工のリスクの場合は、製品名、作業回数、1回の作業をご相談の様に覚えだしていただくことが肝心です。工具の種類や集塵機の有無等も重要な情報になります。 全ての石綿建材の全ての場合の濃度が判明している訳ではありませんが、同種の作業の濃度はある程度測定されていますので推定する事になります。今回は2時間+40分+何日という作業時間のようで、仮に7日と仮定します。建築の作業者が、8時間×200日/年×20年等で石綿関連疾患の発症が中等度職業性曝露とされている訳です。大まかな推計で申しわけありません、濃度が同等の場合として、職業曝露の方の7/4000日のリスクといえるでしょう。