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医師は、CT写真や手術時に胸膜肥厚斑が確認できず、肺のプレパラートで石綿小体がなかったことをさして、関連なのかわからないと言っているように思います。問題は建築業のどういう職種で、何年間どういう石綿建材作業に従事されてきたのかを確認することだと思います。仮に喫煙があっても、石綿建材作業が10年前後以上ある方であれば石綿関連肺がんの疑いはあると思います。胸膜肥厚斑や石綿小体の所見が少なそうなので、労災の手続きには十分な準備が必要になると思われますので、ご相談いただいた上で申請された方がうまくいくと思います。アスベスト関連疾患に詳しく、経験豊富なNPO団体等へご相談いただくことをお勧めします。アスベストセンターのオンライン相談をご利用ください。