Question

S50年代後半家の押入れ、階段、壁の板に綿状のものが挟まれています。現在まで改築したことはありません。アルミフォイル状のもので綿状のものがつつんであります。これらはアスベストでしょうか?

Answer

お話では、グラスファイバーと思います。わざわざ板をはがして触れることはせず密閉しておいてください。今後、解体などがあればその際にご注意ください。

Question

5~6年前に天井板をはり替えました。今回のものはA社の製品でノンアスベストですが、以前のものはアスベスト含有でしたので、それらから曝露はあったでしょうか?

Answer

アスベスト含有建材であり、ごく短期間の作業のようですから、心配ないと思います。

実践!! 建設業のためのアスベスト対策? 被害者にも加害者にもならないために?」、中皮腫・じん肺・アスベストセンター編, P1-P115、建通新聞社、2007.1

Question

S50年以降に増築した民家です。北側に綿黄色の断熱材を入れました。

Answer

おそらくグラスファイバーの場合が多いと思います。アスベストではない場合が多いので、一度写真をとってみて、アスベスト製品の写真と見比べてください。

図解 あなたのまわりのアスベスト危険度診断 中皮腫・じん肺・アスベストセンター編 P1-P95、朝日新聞、2005

Question

20年くらい前、1970年代建造の小学校の天井、廊下の階段に、白い吹き付けアスベストのようなものがありました。友達とちぎってダンゴにつくって遊んだり、天井をつついたりしたものです。小学校のあいだでこういう遊びは4~5回は友達としました。1[時間]×(4~5)[回/月]×3[年間]、10人で遊んでいました(数式中の[ ]は単位)。アスベストであったのかどうか、情報公開請求を用いて調査したいと思っています。

Answer

石綿でなく岩綿 (ロックウール)もありますので、まず資料での確認や、分析での確認をお薦めします。石綿非含有なら、今後の中皮腫はまず関係ない事になります。仮に10%以上の石綿含有等ですと、1時間と短時間ですが、10繊維/ml程度の高濃度曝露もありうる行為だと思います。確認しながら、今後のリスクの相談をさせて頂きたいと思います。

Question

築40年の自宅でアスベストがあるのか心配です。屋根は日本瓦で土壁と木です。今年リフォームして天井をアスベストフリーにしました。唯一、台所の天井に丸い穴が開いている岩綿(ロックウール)吸音板が使用されていますが、ぼろぼろにはなっていません。私の健康は大丈夫でしょうか?

Answer

吹き付け石綿のある建物ではないようですから、建物からの健康面でのご心配は不要かと思います。

図解 あなたのまわりのアスベスト危険度診断 中皮腫・じん肺・アスベストセンター編 P1-P95、朝日新聞、2005

http://www.asbestos-center.jp/asbestos/byphoto/index.html

Question

壁材が石綿の建物に住んでいます。10数年前に胃ガン、その後肝臓ガンにもなり寝たきりの状態です。心配です。

Answer

ご病気があり本当に大変ですね。石綿と関連するのは肺ガンや中皮腫で、胃ガンや肝臓ガンは石綿とは関係がないとされています。今回のご病気には石綿は関係してはいないと思います。お住いの石綿建材では、ボード類は飛散は少ないので切断しなければ大丈夫です。ヒル石(バーミキュライト)の天井にはご注意ください。

Question

1981年の建てものですが、倉庫にアスベストかロックウール(岩綿)の吹き付けがありました。アスベストが入っているのかどうか知りたいと思っています。店の天井裏にあります。

Answer

まず、アスベスト含有かどうか、HPでご覧ください。書籍「身近のアスベスト危険度診断(朝日新聞)」をご購入頂くのも参考になります。写真と比べてから、再度ご相談ください。分析が必要な場合かもしれません。

図解 あなたのまわりのアスベスト危険度診断 中皮腫・じん肺・アスベストセンター編 P1-P95、朝日新聞、2005

http://www.asbestos-center.jp/asbestos/byphoto/index.html

Question

個人住宅(鉄筋一戸建て)で1980年代前半、塗り壁の中にアスベストを混合した左官と大工さんから教えてもらいました。畳の部屋に壁があるのでそこらしいです。「赤土+アスベスト」の壁でボロボロした感じがあります。

Answer

防寒等で民家にアスベストを使用した家が北海道含め複数の報告があります。今後、経験の長い石綿除去業者さんに相談してください。防腐剤+上塗りで対処できると思います。今後国による詳しい調査が待たれます。