Question

1980年代に建造した築20年の自宅ですが、壁の中や天井裏にアスベストらしい断熱材が使用されているようで心配です。飛散することはないのでしょうか?

Answer

おそらくグラスファイバーの場合が多いと思います。石綿でない場合が多いので、一度写真をとってみて、アスベスト製品の写真と見比べてください。天井裏に関しては、リフォームしたり地震の場合がない限り、飛散することはありません。

Question

私は学生でアパートで一人暮らししています。以前コンセントの調子が悪く、ネジを外し壁の内部が見える部分まで外した事がありました。その時、白い粉上の粉末状のものや、石みたいなもの、また白に黄色がかった綿みたいなのがありました。 私はアスベストを吸ってしまった可能性が高いのであろうかという事です。コンセントと壁の間の部分にも使うものなんでしょうか? もし吸っていたとしたら、病院に行くなど何かしらの対策を早めに取るべきでしょうか?

Answer

コンセント周囲の壁材は、多くは石綿非含有の石膏ボードだと思いますが、石綿含有のボードもあります。しかし1日の曝露ですから、石綿関連疾患の発症はまずゼロで、現時点での診察は不要です。

国土交通省・経済産業省 建材データベース

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2009年段階の内容です。

Question

私の自宅(マンション)を購入し、一部の部屋に防音工事をしました。メーカーに確認し施工業者より回答があり、この建材はノン・アスベストとのことでした。但し建材を削ったり切ったりして粉じんを吸い込むと呼吸器系に発病することもあるとの説明を受けました。施工業者の説明を信ずることしかできませんが、第2のアスベストになりうる危険もはらんでいるような気が致します。今は、アスベストのみが話題になっているようですが、将来これに類する建材も問題になるのでしょうか?

Answer

無石綿の場合は、今後の問題はほとんどない代替物質が使用されています。「呼吸器に問題があると記載がある」のは、この建材を大量に切断する建築業者が、中皮腫以外の「じん肺」になる可能性があるからです。消費者には、御安心して頂いて良い建材かと思います。

国土交通省・経済産業省 建材データベース

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2009年段階の内容です。

Question

会社は小売しているのですが、お店のあるビルにアスベストが使用されているらしいです。どうやって検査をすれば良いのでしょうか? 検査の方法などをお教え下さい。

Answer

  1. 何年に建てられた建物か年代を確認します。
  2. 建物の図面を見ます。
  3. 気になる部分の写真を撮って相談します。

以上の3点を行って、再度相談して下さい。

図解 あなたのまわりのアスベスト危険度診断 中皮腫・じん肺・アスベストセンター編 p1-P95、朝日新聞、2005

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2009年段階の内容です。

Question

私は子供の頃から石綿スレートの屋根でできた家に住んでいました。よく子供のころ屋根の上で寝転がって見たり布団もこの屋根に干していましたが大丈夫でしょうか?現在30代になりますが屋根の上で遊んだのは小学校のとき2ヶ月に一回くらいで、寝転んだのは全部で10回くらいでしょうか。布団の方は屋根の建材が付着していた記憶はありません。

Answer

10回ならまず問題ないと思います。スレートや石綿屋根に布団を頻回干したら健康影響はどうなるのか? 今後の濃度測定等を考えていきたいと思います。

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2009年段階の内容です。

Question

私が働いている職場にある建物にはアスベストが使われているものがいくつかあるのですが、このような職場で働いていてもやはり中皮腫になる可能性は高いのでしょうか?

Answer

吹き付け石綿と、ボード等の石綿含有建材では飛散性が異なり、石綿含有建材ではまず心配ないと思います。吹き付け石綿は徐々に飛散し、建物での滞在時間が長い場合は、中皮腫や胸膜肥厚斑のような低濃度曝露で発症する疾患になる可能性があると考えられます。

図解 あなたのまわりのアスベスト危険度診断 中皮腫・じん肺・アスベストセンター編 P1-P95、朝日新聞、2005

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2009年段階の内容です。

Question

アスベストが社会問題となっていますが、我が家はA社の製品を屋根に使っています。これにはアスベストが混入されているといわれますが、その安全性が心配です。見た目では塗りこめられた感じで毛羽立ったようなところはないので、飛び散ることはないような気がしますが、安全かどうかを確認したいと思いますのでよろしくお願いします。メーカーへ直接聞いてもおそらく安全だといわれると思い、そちらへお伺いするしだいです。

Answer

○○ベストなどの住宅屋根の化粧石綿スレート板をご使用と思われます。硬いスレート板で表面は塗装されているので飛散しないように見えますが、長年風雨にさらされると塗装面が剥がれ、徐々にスレートが露出してきます。重量と厚みは確実に減少しているので、それに伴い石綿が飛散している可能性は否定できないと思われます。飛散はしていてもごく微量のため、測定しても石綿は見つからず、またそれによる健康被害も現れていないので、メーカーなどは安全と言っているのだと思われます。現在でもスレート板の上に金属屋根をかぶせるように葺く対策工事や塗装でコーティングする対策工事などが開発されています。

図解 あなたのまわりのアスベスト危険度診断 中皮腫・じん肺・アスベストセンター編 p1-P95、朝日新聞、2005

http://www.asbestos-center.jp/asbestos/byphoto/index.html

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2009年段階の内容です。

Question

家の化粧石綿屋根の塗装が剥がれてきました。高圧洗浄で磨いて塗装をし直すそうですが、石綿の飛散も心配です。高圧洗浄の危険性とその他の方法について教えてください。

Answer

住宅に使用されている住宅屋根用化粧スレートは石綿含有のスレート板に塗装を施しているものが多く、数年の使用で表面が劣化して塗装面が剥がれてきます。耐用年数を延ばすためには塗り替えにより新たな塗装面で材料を保護する必要があります。しかし、化粧スレートの塗り替え時には古い塗料を剥がさなければ、新しい塗装をきれいに仕上げることができません。このときに強い水流を当てて塗料を剥がし落とす高圧洗浄装置が使用されます。高圧洗浄装置で化粧スレートを洗浄すると瞬く間に表面の汚れと塗料を削り取ることができますが、同時に石綿を含むスレートも削っています。そのときの気中濃度は最高で1リットルあたり150本を超えることが確認されています[*1]。高圧洗浄している時は石綿の粉じんは霧状の水と一緒に飛散していますが、それが空気中で乾燥したり、どこかに付着してから乾燥したりすると石綿粉じんが飛散することになります。高圧洗浄は行わないことをお勧めします。替わりの方法はスレート屋根を剥がして石綿を含有していない他の屋根に葺き替えるか、また屋根を剥がさずに上に金属性の屋根を葺く方法、また最近では高圧洗浄せずに厚い塗装を施して、材料の強化と飛散防止をする工法があります。

[*1] 産衛誌 48巻、2006、屋根用化粧スレートの高圧洗浄時の気中石綿濃度について

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2009年段階の内容です。