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幹線道路周囲の石綿飛散は、以前より報告されています。常勤2名の小さなNPOですので、なかなか十分な事ができず、ご期待にそうには時間がかかりそうです。問題点である事は十分認識しております。
環境省アスベスト発生源対策検討会、アスベスト排出抑制マニュアル;東京、ぎょうせい:1985:環境庁大気保全局企画課監修、石綿・ゼオライトのすべて、日本環境衛生センター;東京:1987:64-82
Questions and Answers to Risks about Asbestos
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幹線道路周囲の石綿飛散は、以前より報告されています。常勤2名の小さなNPOですので、なかなか十分な事ができず、ご期待にそうには時間がかかりそうです。問題点である事は十分認識しております。
環境省アスベスト発生源対策検討会、アスベスト排出抑制マニュアル;東京、ぎょうせい:1985:環境庁大気保全局企画課監修、石綿・ゼオライトのすべて、日本環境衛生センター;東京:1987:64-82
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極めて希なお話で前例がないと思いながら伺いました。アスベストをさわった時間は一部吸入し、その後は水飴状なので飛散しにくいのだと思います。さわった時間が1日A分で、仮に週3日で6月とすると、A×72日の時間吸入した事になると思います。石綿布か糸とするとある程度こすると飛散するので、どの様なさわり方をしたかが一番の問題です。「切断」より「こする」と濃度は高くなります。自宅の隅からの飛散はほぼないように思います。何分どうさわられたのかにより、わずかですがリスクの上昇は否定できないと思いました。またご相談ください。
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古い家に住んでいるからといって、石綿の飛散をする訳ではありません。もし可能でしたら、ご友人の家の気になる所の写真を複数お撮り頂き、お送り頂けますでしょうか? その上で、電話でご回答しますが、心配ない場合が多いと思います。
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ロックウールは、別名「岩綿」と言います。ロックウール等の断熱材は、長期間大量に吸入されれば、じん肺を発症しています。珪酸(シリカ)を含有している断熱材は、肺ガンの原因とされていますので、粉じんを減少させる事が重要です。ロックウール等の断熱材は、悪性中皮腫を起こす事はないとされております。
Question
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まず本当に吹き付け石綿であったのか、ご確認される事をお勧めします。公立の中学校の場合、その自治体の情報公開室を訪問し、その学校の設計図面を見る事が可能です。図面を閲覧し、内部仕上げ表及び矩計図(かなばかりず)で当該部分の材料が何だったのかを、ご確認下さい。仮に吹き付け石綿であった場合は、ご心配でしょうから一度石綿関連外来への受診とご相談をお薦め致します。喫煙はおやめされた方が良いかと思います。
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この報道は、新聞の誤報で、HPをご参考ください。日本で子供用の防塵マスクを、作成しているメーカーはないと思います。(2005年の回答です)
http://www.asbestos-center.jp/asbestos/chuetsujishin/mainichi_shimbun.html
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写真を見たかぎりでは、石綿含有の疑いがあります。当該の吹き付け材の落下しているもののサンプルを、プラスチック容器に入れてお送りくだされば、石綿含有の有無の判定は致します。
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駐車場の吹き付けは、今まで問題にされていなかった問題です。1975年以前はアスベストが多く、1975年以降は岩綿がかなり多いとされます。1980年以降は100%岩綿の場合が多いはずです。しかし十分な調査がされていない問題の所です。立体駐車場はビルと比べて、石綿から岩綿への以降が早かったと言われています。詳しくはサンプル分析が確実です。
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小学校の壁面を剥がす作業を、何時間行ったのでしょうか? 図面では岩綿吹き付け、となっていたとのことです。内部仕上げ表と矩計図を複写してお送りください。勉強して、じっくり取り組みましょう。まず本をいくつか読みましょう。 ご両親はあなたの子供の頃の発言を覚えていましたか? 確認してみて下さい。友達を何とか思い出しましょう。以上がわかったら、また相談して下さい。前例の多い話ではありませんので、石綿に詳しい相談員と相談しながら一緒に行動を共にしてもらう事が、新しい事態では解決にいたる秘訣だと思います。
図解 あなたのまわりのアスベスト危険度診断 中皮腫・じん肺・アスベストセンター編 p1-P95、朝日新聞、2005
実践!! 建設業のためのアスベスト対策?被害者にも加害者にもならないために?」、中皮腫・じん肺・アスベストセンター編,p1-115、建通新聞社、2007.1