Answer
①事務所ビルが建てられたのはいつでしょうか? 90年代以降なら、まず岩綿 (ロックウール)でしょう。
②石綿(いしわた)障害予防規則を勉強しましょう。
③ビル管理者は建物のアスベストの状態を管理する義務があります。
④店舗の社員及び本社から、ビルの管理者へまず問い合わせをしてもらうのが良いでしょう。
以上で上手くいかない際は、またご相談下さい。写真が撮れるなら、添付して下さると助かります。
Questions and Answers to Risks about Asbestos
Question
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①事務所ビルが建てられたのはいつでしょうか? 90年代以降なら、まず岩綿 (ロックウール)でしょう。
②石綿(いしわた)障害予防規則を勉強しましょう。
③ビル管理者は建物のアスベストの状態を管理する義務があります。
④店舗の社員及び本社から、ビルの管理者へまず問い合わせをしてもらうのが良いでしょう。
以上で上手くいかない際は、またご相談下さい。写真が撮れるなら、添付して下さると助かります。
Question
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どのようなボードか分かりませんので、詳細は不明ですが、石綿の含まれていない石膏ボードの場合が多いと思います。穴が開いただけでは吸入はゼロに近いので、余りご心配ないと思います。
Question
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同様なベランダの天井で、吹き付け石綿含有の事例があります。図面を大家さんに見せてもらうのが良いでしょう。
小澤英明、建物のアスベストと法;白揚社、東京:p1-p222:2006
Question
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石綿含有建材で、吹き付け石綿はないようです。建材なら日常は吸いませんから、心配なさらずに普段の生活をなさってください。
Question
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吹き付けアスベストのある部屋が、ボイラーマン、管理人、掃除の方の事務室になっている事は、よく伺う切実な相談です。1日の滞在時間も長い方も多いですし、昼食や着替えやロッカー置き場等、気になる所です。今後健康面で影響がないとは言えないですし、本来吹き付け石綿を除去すべきですが、現状ではビルのオーナーに申し出ると皆さんの仕事の立場が危うくなるジレンマがあります。石綿則のパンフレットをオーナーの目に触れるようにしたり、今後瑕疵(かし)管理責任が問題になる事を伝える必要があるように思います。
小澤英明、建物のアスベストと法;白揚社、東京:p1-p222:2006
Question
Question
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客観的な第三者委員会を設置し、事実の解明を目指すべきです。自治体が委員会を設置するように働きかけるべきです。委員会設置については、議員の協力を仰ぐことも有効ではないでしょうか。
Question
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リスクコミュニケーションの形成が必要です。工事の正確な情報、科学的な判断に基づいて、自治体、業者、PTA、保護者、NPOなどが議論することで共通の認識に立った対策を講じるべきです。リスクコミュニケーションは時間がかかる手法ですが、子供たちの将来の健康にかかわることですから、根気よく取り組む必要があります。
Question
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アスベストを吸ったからといって、すべての人が病気になるわけではありません。長い間アスベスト粉じんの中で働いた人の発症率は高くなります。しかし、アスベストリスクは、少しのばくろでも発症する可能性があることは知られており、正しい知識を持つことが肝心です。また、今後アスベスト粉じんに再びばくろすることによってアスベストリスクを増やさないことが重要です。
Question
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アスベスト対策専門委員会の早急な実施、専門委員会での複数の保護者代表と複数の保護者推薦専門家の参加、早急なお子さんへの心理ケアの実施、早急な事故の事実調査、健康対策の検討を、要望すべきでしょう。